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ガレキにトップコートをかけよう
ガレージキットにトップコートをかける方法をご紹介します、
ラッカー塗料と水性アクリル塗料の選び方など丁寧に解説します。
必要な機材一覧
画像 |
機材名 |
価格 |
入手先 |
---|---|---|---|
ラッカー塗料(光沢) |
700円〜 |
模型店等 |
|
ラッカー塗料(半光沢) |
700円〜 |
模型店等 |
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ラッカー塗料(つや消し) |
700円〜 |
模型店等 |
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水性アクリル塗料(光沢) |
600円〜 |
模型店等 |
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水性アクリル塗料(半光沢) |
600円〜 |
模型店等 |
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水性アクリル塗料(つや消し) |
600円〜 |
模型店等 |
トップコートをするのは何故?
トップコートとはガレージキットを透明なスプレーでコーティングすることです、
カラーレジンは組み立てた後に、塗装式のガレージキットは塗装が終わった後に、
仕上げにトップコートをすると全体がよりキレイになります。
光沢を調整してプラスチックの様な質感を抑えたり、全体的な光沢の統一、汚れへの対策、
デカールの保護など、様々なメリットがあります、是非トップコートをしておきましょう。
光沢、半光沢、つや消し、どれがいいの?
どれか一種類だけ使えばいいというわけではありません、
キャラクターが持つ剣を例に考えます、銀色に輝く刀身部分と鞘や腰紐の部分が
同じ光り方をするのはおかしいです、剣には光沢、鞘はつやを消す処理を施すなど、
部位ごとにどの程度ツヤを出したいかを考えて、スプレーを使い分けることが重要です、
テカらせたい場合は光沢、ツヤを減らしたいときはつや消し、その中間なら半光沢などで、
筆者の場合は服はつや消し、肌は半光沢、目は光沢、とった使い分けをしています。
ラッカー塗料と水性アクリル塗料どっちがいいの?
トップコートにはラッカー塗料と水性アクリル塗料の二つがあります、
それぞれメリット、デメリットがあるので、特徴を把握した上で、
好みのスプレーを選択しましょう。
ラッカー塗料のメリット、デメリットは?
ラッカー塗料のメリット
・安価で入手し易い
・乾燥が早い
・塗装面が頑丈
・光沢がクリアで仕上がりがキレイ
ラッカー塗料のデメリット
・ガスは有毒!換気必須
・下地を溶かす危険アリ
ラッカー塗料は最も一般的な塗料で、Mr.スーパークリアーなどが最も有名です、
安価で入手しやすく、塗装面の仕上がり、頑丈さなども申し分なく、
ある程度慣れた中級者の方にはラッカー塗料でのトップコートがオススメ、
ただしラッカー塗料に使われている溶剤は人体に有害で、
換気無しで塗装すれば最悪中毒になる危険性があります、
またその溶剤の溶かす力は強力で、デカールやエナメル塗料でスミ入れした部分に、
安易にスプレーをかけると下地が溶けてしまう危険性があります。
ですがこれはスプレーのかけ方でカバー出来ます、その方法について解説します。
デカールやスミ入れ部分の塗装の仕方
一般にエナメル塗料の上からラッカー塗料をかけると下地が溶けるといわれますが、
かけ方に注意すればトップコートはかけれます、ポイントは薄く何度も塗ること、
一吹き程度スプレーして乾燥させます、薄く塗れば下地を必要以上に侵すことはなくなり、
2、3回ほど繰り返すことで表面に薄い膜が出来ます、
この膜は下地デカールやエナメル塗料を保護する役割を持ち、
以降はラッカー塗料を普通にかけても、膜が侵食を防いでくれるのでキレイに仕上がります。
水性アクリル塗料のメリット、デメリットは?
水性アクリル塗料のメリット
・価格が安い
・無害で安全
・下地を侵食しにくい
水性アクリル塗料のデメリット
・塗装面が弱い
・光沢が鈍い
水性アクリル塗料はラッカー塗料に比べて安全性が高く、
下地を侵食し難いので、ラッカー塗料に比べて扱い易いのも特徴で、
ガレージキット初心者の方には水性アクリル塗料がオススメです。
スプレーのかけ方は?
スプレーをムラ無く均等にかけるポイントは四つ
・ホコリの無い場所で
・噴射の開始はパーツの外で
・素早く横切るようにかける
・数回にわけてスプレーする
ホコリの無い場所で
スプレーは寝室などのホコリの多い場所を避けて行いましょう、
ホコリが混じるとトップコートと一緒にホコリの固着してしまいます、
キレイに作りたいなら塗装前にしっかり掃除しておきましょう。
噴射の開始はパーツの外で
パーツの上でスプレーを噴射すると、その部分だけスプレーがかかりすぎ、
塗りムラが出来る原因になってしまいます、噴射の開始はパーツの脇でしましょう。
素早く横切るようにかける
ムラ無くスプレーするポイントは全体をサッと横切るようにかけること、
そうすることで全体を均等にムラなくスプレーできます。
数回にわけてスプレーする
初心者の方がやりがちな失敗は、スプレーを1回で終わらせようとして、
垂れるほどにスプレーをかけてしまうこと、垂れてしまうのではムラ無く塗れません、
数回にわけてスプレーし、光沢の様子を見ながら適時回数を調整しましょう。
ガレキにトップコートをかけよう まとめ
・トップコートで汚れ対策!
・中級者はラッカー塗料がオススメ
・初級者は水性アクリル塗料がオススメ
・スプレーはホコリの無い場所で
・スプレーは数回に分けてムラ無く
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